少額な費用でも会社設立することが可能な時代

事業を存続する一つの方法

男性

優良な買い手に託す

全ての会社が順調に営業成績を伸ばしているとは限りません。会社の営業成績は、従業員の努力だけでなく社会情勢によっても影響を受けるからです。営業成績の悪化が一過性のものであれば、それまでの利益の蓄積を使って持ちこたえることができます。ところが既に多額の投資をする余裕はないといった理由で会社の存続が危ぶまれるケースもあります。このような状況において検討されるのが会社売却です。会社売却をするためには事業を引き継いでくれる買い手を見つけなければなりません。取引先や同業他社などの人脈をたどる方法、専門のコンサルタントに依頼する方法があります。そして買い手を探すと同時に売却価格を見積もる必要があります。まずは保有している資産、負債、資本の状況を整理することです。決算書に添付されている貸借対照表にはこれらの残高が記載されています。現預金だけでなく不動産も所有していれば資産です。負債は銀行からの借入金などです。資本は会社を作る際に出資された金額などです。それぞれの残高を鑑みておおよその売却価格を設定しておき、買い手の目処がついたら相手と相談して最終的な金額を決めます。会社売却の諸条件について合意に至ったら、売却日、売却価格、買い手に引き継がれる物品リストなどを記載した契約書を交わします。会社売却の契約書は2通作成して双方が1通ずつ保管するか、買い手が原本を保管し、売り手が写しをもらうのが一般的です。